ビジネスモデルの創り方①

起業と言えば、新しいビジネスモデルを創ることです。

私は今まで自分が関わってきた分野「貿易」「アパレル」「翻訳」でのビジネスを考えていました。

ビジネスモデルを考えるとき、リサーチと現場に出てそのサービスについて、

実際に買ってくれる人がいるか?」

「いくらで買ってくれるか?」

をターゲット顧客にヒアリングします。

ターゲットの客先に訪問し、その方たちが抱える「課題」をヒアリングするのが最短の道です。

私は以前勤めていた会社に電話し、元上司とのアポイントを取りました。

用意した名刺とビジネスモデルのパワーポイント、手土産を持参しお話を伺いました。

「貿易」に関しては、AIについて話を聞いてみたいということでした。

実際、貿易がメインストリームだったのは20世紀。

まだアナログな書類のやり取りで貿易は行われておりますが、ブロックチェーンにとって代わる日は近く、AI技術での貿易取引も進んできていると分かりました。

アパレルに関しても、既存のメーカーの利益率はなんと「1%~3%が主流」

自分で製造していない「ZOZO」のようなネット通販は20%を超えていると教えてもらいました。

ドラッカーが「現代の経営」で提唱している、

「税引き前利益率25%以上」

を確保することと程遠く、これでは参入できないと判断しました。

尚且つAMAZONが自社で集めた世界中の顧客のビッグデータでもって、顧客ごとの好みや体型に合わせてアパレルを作り出したら、あっという間にアパレルのマーケットはAMAZONが持っていくことになると分かり、よりアパレルでの参入は厳しいと判断しました。

「翻訳」に関してリサーチすると、都内にあるAI翻訳の会社を発見し、これは太刀打ちできないと判断。

この会社のすごいところはFinTechの技術も活かしているということ。

文章をAI技術で翻訳ししたのち、世界中にいる対象言語のネイティブスピーカーに最終チェックをしてもらうのですが、その担当者への支払いを自社のFinTechでの技術で行っているのです。

銀行の外為課から外国へ送金すると、4,000円以上の手数料がかかる外国送金を自社システムで手数料を安くできているという完璧さに脱帽しました。

結果からお伝えすると、私の会社の初めての利益は、IT経験のある外国人スタッフによる基幹システムのコンサルでした。

多くの起業家が目新しいビジネスモデルを創り出したいと願い、日々励みますが、やはり既に実績のあることでリクエストをもらうのが主流のようです。

しかし、私たちはそれにもめげずに新しいビジネスモデルを模索し続けました。

次回はビジネスモデルについて更に掘り下げていきます!

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