ビジネスモデルの創り方②の続きとして、今回は自分が参入したい事業について、状況を客観的に見る「SWOT分析」をご紹介します。
まず考案中である事業の「Strength(強み)」、「Weakness(弱み)」、「Opportunity(機会)」、「Threat(脅威)」を洗い出します。
エクセルや紙に書いてみましょう!
*スタートアップ時は、多くの課題を抱えているのでSWOT分析などの「仮説」「検証」業務はサクッと行うのがよいと思います。
新規事業立ち上げは、
「100事業を考案した中、会社の収益の柱となる事業は1~2事業」
なんて言う話もあるくらいなので、実際にお客様を獲得できるか、ターゲット顧客へ事前にヒアリングし、すぐにサービスのプロトタイプを作成。そして営業活動してみましょう。
十分に収益化ができない事業からはすぐに撤退し、新事業を立ち上げます。
そしてこのPDCAサイクルを高速で回すのがコツです。
書籍「リーン・スタートアップ(エリック・リース著)」には、立ち上げ段階で調達した資金が尽きないよう、短期間でサービスをリリースし、収益化する。
収益化できないサービスからはすぐ撤退し、新たなサービスをリリースする、と書いてあり、起業家のバイブルとなっています。
スタートアップ企業が生き残るための方法が書かれているのでぜひ読んでみてください。
参考資料:セールスフォースジャパンより
分かりやすくするため、事例を挙げてみました。
(事例)
Strength(強み)
・高度グローバル人材
・IT技術
・経営コンサル
Weakness(弱み)
・資金、人材などのリソースが少ない
・知名度が低い
Opportunity(機会)
・IT技術のニーズ
・オンライン業務の一般化
・グローバル経済の広がり
Threat(脅威)
・パンデミックの影響
・新興国との競合
―SWOT分析の目的―
- 「強み」と「機会」を活かして経営戦略を立案
- 「弱み」を解決して業務を改善
- 「弱み」と「脅威」に当てはまるものは撤退しリスクマネジメント
SWOT分析をすることで、自分たちの状況を客観的にとらえることができ、事業の課題や解決策について考える機会を持てます。
起業時にはぜひ取り組んでみてください!
セールスフォースによるSWOT分析の記事をご確認ください☞
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