今回は「競合他社」や「市場のニーズ」をリサーチした上で、自社の「強み」は何かを探る3C分析を解説していきます。
この分析に関しても時間をかけ過ぎず、サクッと行いましょう。
重要なのは自社で考えるビジネスモデルをターゲット顧客にテストし、
「サービスを買いたいか?」
「サービスにいくら払うか?」
をヒアリングすることです。
それでは3Cについてです。
3Cとは「顧客(Customer)」「競合他社(Competitor)」「自社(Company)」を表します。
参考資料:セールスフォースジャパンより
■具体的には下記の内容をリサーチしましょう!
・顧客(Customer)…市場規模。市場の成長性。顧客のニーズ。消費行動など。
・競合他社(Competitor)…市場No.1競合他社のサービス。各社のシェア。自社サービスとの違いや特徴。新規参入・代替品の脅威。
・自社(Company)…自社サービスの内容、価格、強みは何か?競合他社との違いや特徴。
以上の項目を書き出し、他社との競争に勝ち残れるか?そして自社の「強み」は何かを分析します。
重要なポイントとして認識していただきたいのは、自社の「強み」に磨きをかけ、顧客にいかに多くの「喜び(Delight)」を提供できるかということです。それが成功へのカギとなります。
AMAZON創業者ジェフ・ベゾスの名言で「Delight your Customers(顧客を喜ばせるのです)」というものがあります。
「競合他社のことはそこまで考えなくてよい。『いかに顧客を喜ばせるのか?』を追求し続けると、いつの間にか競合より頭ひとつ抜きんでている。」と話しています。
AMAZONが圧倒的に強いのは顧客を喜ばせることに集中してきたからですね。
市場規模や市場の成長性について、考案中のビジネスモデルで参入するか投資家の知人に相談するとこう言われます。
「なぜ大企業がそのビジネスに参入していないのかを考える必要がある。」
例えば、外資系ホテルグループが沖縄に新しいホテルを建築する計画を撤退したとします。
その理由が「台風が多く、長期的に安定的な集客を見込みづらいから。」だとすると、自分が沖縄でのホテル経営に着手することをやめる意思決定につながると思います。
こういった3C分析などのフレームワークはビジネスモデルを客観的に判断する良い機会になります。
ぜひ取り組んでみてください!
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