女性起業家の優位性(ビジネスモデル編)

今回は起業を目指す女性の皆さんにとって、励みになる内容だと思います。

女性起業家がビジネスモデル創りにおいて優位性がある理由を解説していきます。

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日本の女性社長の比率は全体の約8%。

そのうち約半数は事業承継者なので、自分で事業を始めた女性起業家の比率は日本の社長の中でたった4%となります。

上場企業ランキング上位100位を見ると、ターゲット顧客が女性の企業はほぼ見当たりません。

日本の社長の92%を占める男性起業家や経営者は消費者全体や男性向けのサービスについてはよく思いつきます。

ところが女性向けのサービスや商品については発想が乏しいため、「人口の50%を占める女性のマーケット」は取り残されているということになります。

これが何を表すかというと、たった4%の女性起業家は、

「人口比率50%の女性のマーケットを取りに行くことができる」

ということです。

「21世紀の女性起業家には大きなチャンスがある!」ということを、客観的にわかっていただけたと思います。

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アメリカ人とイギリス人の起業家志望(男性)の知人と話して驚いたことがあります。

違う国に住むこの2人は、全く同じビジネスモデルでの起業を考えていたのです。

私はやる気になっている人たちの話に水を差したくないタイプなので、他の知人も同じ発想をしているとは言わず、

「そのビジネスで参入済の最大手とどのように差別化しますか?」

とだけ質問しました。

このうちの1人は「なるほど。」と頷けるストラテジー(戦略)を考えていましたが、実現が難しそうな内容でした。

彼は実際にビジネスパートナーを見つけてリリースに向けて取り組みましたが、最大手をしのぐ勢いの他の競合も出てきたため、残念ながらこの事業から撤退しました。

国籍が違ったとしても、同じようなバックグラウンド(性別、人種、年代)を持つ人たちは、どうしても同じビジネスモデルを考えてしまいます。

ここに少数派である女性起業家のチャンスがあると思います。

もちろん男性起業家でも女性顧客をターゲットにしたビジネスをしている人たちはいますが、多くはありません。

上場企業ランキング上位100位の企業で女性をターゲットにした会社がほぼないことが、それを証明しています。

私たちは女性たちの課題を見つけ出し、その課題解決のためのサービスで成功するチャンスがあるのです。

課題の見つけ方は、ランダムな一般の女性たちの話をよく聞き、

・彼女たちの課題は何か?

・その課題へのソリューション(解決策)は何か?

・そのソリューションを提供するためにはどうしたらよいか?

これらの内容を熟考し、仮説を立て、ソリューションを提案するためのビジネスモデル創りに取り組んでみましょう!

例えば、下記のサービスでどちらが女性顧客をより喜ばせることができるでしょうか?

共働きで子育て中の主婦が家事だけを行う既存の家事代行サービス

担当者が母親のような役割も担う(顧客女性の話し相手もするなど)家事代行サービス

後者がより人気なのは、女性顧客の課題やニーズに真摯に対応しているからだと思います。

そして後者のサービスは女性起業家が創り、提供しています。

多くの女性起業家が女性たちに貢献するビジネスを次々創出する、そんな時代が楽しみです。

そのために私もより多くの情報を提供し、皆さんに貢献します!

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